気づいたときにはもう手遅れ!?

そうならないために自覚症状のない病気への対策をしょう

自覚症状がない病気について

病気には自覚症状があると思う人もいるかもしれないが、自覚症状を感じない病気は意外に多い。病気が発見された時には遅かったという事態にならないためにも、自覚症状のない病気や病気による合併症などについて知っておくと役立つ。偏った食事や過度の飲酒などが原因の生活習慣病には、糖尿病や脂質異常症、高血圧などが存在する。

自覚症状がない病気として有名なのは、インスリンの作用が不十分であることが原因で起こる糖尿病である。喉が渇きやすくなる、たくさん食べてもやせてしまうなど自覚症状は出るが、何かしらの違和感があった時にはかなり進行している可能性が高い。合併症では、動脈硬化性の病気、感染症にかかりやすくなるなどが起こりうる。

自覚症状がない病気には、血液中の脂質の値が基準と異なる脂質異常症もある。血液がドロドロした状態の病気で、自覚症状なくある日突然、心筋梗塞になって倒れるリスクがある。食事に気を付ける、健診で病気の疑いがあると言われた時に放置しないことで重症化を避けられる可能性がある。

高血圧も自覚症状がない病気であるため、十分な注意が必要だ。放っておくと心臓や血管への負担を増やし、脳卒中心筋梗塞にかかるリスクを高める。朝起きてすぐのタイミングや夕方などに血圧をはかるのがおすすめだ。最高血圧最低血圧の差は40〜60mmHGが正常とされているので、基準よりも差が大きい場合は医師に相談することも検討してみるとよい。

自覚症状のない病気の発見のためには、健診・検診を受けることが重要だ。健診と検診の違いや自覚症状との関連性が気になる方は、併せてコチラの記事をチェックすることをおすすめする。